そんな本読んで何の役に立つのって言われた話
Здравствуйте! Nikaです。
今日は例によって例のごとく例の友達に言われた衝撃発言シリーズです。
その他の発言シリーズは以下URL参照。
(http://nikastudy.hatenablog.com/entry/2017/05/17/001558)
今日の衝撃発言は、読書に関して。
好きな本は皆さんも自ら進んで読んでいるでしょう。しかし、時には自分が普段手をつけないような本を読むのも良いものです。
単純に勉強になりますし、案外気にいること(食わず嫌いだったとか)もありますよね。
私もいろいろな本を読むように心がけています。近代日本文学、現代英米文学、ロシア文学、エッセイ、伝記(あんまり得意ではないけど…)、評論、新書、学会誌、雑誌、論文、研究書などなど。まあ、ハズレももちろんありますけどね笑。
そんなこんなで本を読んでいたわけです。確かマックス・ウェーバーの『職業としての学問』だったかな。
すると、例のあの子がやってきて言うわけです。
そんな本読んで、なんの役に立つわけ?
何の役に立つのかを考えて本を読む人などいるでしょうか。
それでもこじつけるとすれば、自分のものに考え方を見直すきっかけになるとでも言えるのでしょうが、おそらくこの子の言う「役に立つ」とは、個人的でなく社会的にどう還元できるのかという話だと思われます(【文系学部不要論】参照)。
しかし、あえて問い直したい(格好良く言ってみる)。
あなたが好んで読んでいる乙女チックファンタジー小説は「何の役に立つのか」と(批判してるわけじゃないですよ、最後まで読んでくれ…)!!!!
Nikaは何でも読む雑食な人なので、もちろん小説も近代文学から現代の携帯小説・オンライン小説まで浅く広く読んでいます。
なので乙女チックファンタジー小説ももちろん読んだことがあるわけですが、単純に楽しんで読みました。
きっとこの子だって、この場面のこのセリフは現実世界のこう言う世相を反映している可能性がある、この表現は社会問題の風刺だなどと考えて読んでいないでしょう。
文学講義や研究ではないのですから。
娯楽としての読書、大いに良いではないですか。
娯楽としての読書に功利などという野暮なものを持ち込んでは台無しです。
そんなに功利主義に凝りたいというのなら、ベンサムやミルの本でも娯楽で読んではどうでしょうか。
つまり、人の読書に口を出してはいけないということです。
あ、もちろんオススメの本は教えて欲しいですし、議論も大歓迎。でも意味などを問い初めてはいけませんよね(Nikaの個人的な意見でしかない)。